多系統萎縮症と鍼灸|つらい症状と向き合うために

多系統萎縮症(MSA)は、運動機能や自律神経などにさまざまな症状が現れる神経の病気です。

ふらつきや歩きにくさ、筋肉のこわばり、疲れやすさ、睡眠の問題など、人によって症状の現れ方は異なります。また、日常生活の中で「以前より体が動かしにくくなった」「体の緊張が抜けにくい」と感じることもあります。

こうした症状と長く付き合っていく中で、少しでも身体の負担を軽くする方法を探している方もいらっしゃるのではないでしょうか。

目次

鍼灸でできること

残念ながら鍼灸は、病気そのものを治すことは現実的ではありません。

一方で、鍼やお灸による刺激を利用して、身体の緊張や疲労感など、日常生活の中で感じているつらさに対して施術を行うことがあります。

例えば、

  • 肩や背中などの筋肉が張っている
  • 身体に力が入りやすい
  • 慢性的な疲れを感じる
  • リラックスしにくい
  • 睡眠が気になる
  • 箸で物が掴めない
  • 足が上がらない
  • 話辛い

といったお悩みについて、現在の体調を確認しながら、無理のない範囲で施術を考えていきます。

大切なのは「その日の状態」を見ること

多系統萎縮症では、体調や症状が日によって変化することがあります。

そのため、毎回同じ刺激を行うのではなく、その日の疲れ具合や身体の状態を確認しながら、刺激量や施術内容を調整することが大切です。

「今日は少し疲れている」「いつもより身体がこわばっている」など、小さな変化も遠慮なくお伝えください。

医療機関での治療と併せて

多系統萎縮症については、主治医などの医療機関で状態を確認してもらいながら経過を見ていくことが大切です。

鍼灸院では、病気の治療そのものを行うのではなく、日々の身体のつらさやコンディションに目を向け、「少しでも過ごしやすい身体を目指す」という視点でお手伝いできればと考えています。

症状や体調には個人差がありますので、施術を受ける際には現在の病状や服薬状況などをお伝えください。

当院でのケース

・ 肩こり 首こり の緊張を緩和

・ 箸をスムーズに動かせて食事ができる

・ 足が上がりやすく歩行がしやすい

・ 頭がスッキリする

・ 視界が明るくなる など    です。

*効果を保証するものではなく あくまでケースとして捉えて下さい。

その日の体調を優先し、必要に応じて主治医や医療専門職にも相談しながら、ご自身に合ったケアの方法を探していきましょう。

鍼灸は、病気を治すためだけではなく、日々の身体と向き合うための選択肢の一つとして考えることができます。

「最近、身体のこわばりが気になる」「疲れが抜けにくい」など、気になることがありましたら、まずはご相談ください。

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