さて皆さん、正しく呼吸できていますか?
この問いに、自信を持って『はい!!』と答えられるでしょうか?
そもそも、正しい呼吸とはなんでしょうか?
その答えを、あいうべ体操協会仙台支部長である私からお伝えします。
まず正しい呼吸は、鼻で吸って鼻で吐くんです。
皆さん鼻で息を吸って鼻で吐いてますか?
ではなぜ鼻で吸うことが正しいのでしょうか?
身体の構造上鼻で吸う方が空気は口より鼻からの方が経路が長い為、鼻毛や絨毛などによりゴミをキャッチ、乾いている空気であれば、加湿、加温などして、気管、肺に負担の少ない空気が運ばれてきます。
口からだと気管までの経路が短く、鼻からよりはダイレクトに空気が入ってきます。
そして鼻からの方が口より空気は吸いづらいと思います。その方が肋骨や横隔膜を大きく使って吸わないといけない為たくさんの空気を吸うことができます。(副交感神経も鼻で呼吸する方が優位になります。)
その空気一日にすると20キロほど吸って吐いてをしている計算になります。10で200キロ、100日で2000キロ。
1年にするとすごい重さになります。
痛みが強い人、緊張が強い人などはよくみてみると、口で浅い呼吸をしています。
そうです。その口呼吸は、交感神経に誘発しやすくなります。
正しい呼吸鼻呼吸をするための体操が『あいうべ体操』になります。
方法はとても簡単。
大きくゆっくり、『あいうべ』って言いながらベーの時ベロを出します。
それだけです。
あいうべ体操をすることで口の中で下がってしまう舌、低位舌、を鍛えて舌を口の天井に吊り上げる事で口が閉じて鼻で呼吸をするということに繋がります。
『えっ??そんなので何が変わるの?』と思いの事でしょう?
舌が上がって鼻で呼吸することで、今の季節でいえば花粉症にも効果的と報告があります。
また、年配の方嚥下機能の向上だけでなくフレイルの人は、舌の筋力も落ちているという調査もあります。
どこでも簡単誰でもできる『あいうべ体操』で、今日からあなたもただで花粉症とおさらば〜の可能性が大きくなります。
細かいあいうべ体操の、なぜ鼻呼吸のメカニズムを知りたい方、団体、企業の担当者様は仙台のアスター治療院へご相談ください。
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