長野式とは
長野式とは
長野式鍼灸は、日本の伝統的な鍼灸療法の一つであり、大分出身の鍼灸師である長野潔先生によって開発されました。長野先生は、東洋医学の古典的な理論や現代の医学である西洋医学の解剖学、生理学の知識を組み合わせて独自の鍼灸療法を確立しました。
長野式鍼灸は、経絡理論や経穴、経絡の流れに基づいて施術を行います。また、神経解剖学や筋骨格系の知識も取り入れられています。一般的な鍼灸治療に加えて、特に神経系や筋肉系の障害に対するアプローチが得意です。
長野式は、長野先生ののべ30万例以上にも及ぶ症例研究の末に開発された方法で、実際の臨床現場で磨き上げられた治療法です。
鍼灸院には、病院では良くならなかったという患者さんがたくさん訪れます。その患者さんの一人一人と向き合い、なぜ治らなかったのか、そして、鍼灸で効果があった場合にはなぜ効果があったのかという経験を丁寧に積み重ね30万例。
私では想像もできないような途方もない数の治療経験の上で、磨き上げられた技術です。
特徴的なのはその即効性と再現性。
伝統的な東洋医学の概念に囚われず、西洋医学の考え方も積極的に取り入れることで幅広い症状に対応できるようになりました。
長野式の対象疾患
長野式は、関節の痛みや炎症、ストレス、不眠症などの様々な症状や疾患の治療に用いられていますが、特に評価が高いのは痛み全般の治療、顔面神経麻痺となっています。
鍼灸院では病院では良くならなかった患者さんが訪れる場所です。
その、病院で改善しなかった患者さんの症例を数多く経験し、治療をアップデートし続けた長野先生の施術は、日本鍼灸の中でも受け継いで行かれるべき方法として挙げられています。
その長野式を使って、関節の痛み、顔面神経麻痺で困っている患者さんを一人でも救いたいと思っています。
さらに長野式は整形外科疾患や内科疾患、自律神経系疾患など、一般的な鍼灸院で出会う症状のほぼ全てに対応できる治療法として一定の評価を得ています。
当院では長野式で以下の疾患に対応しております
脳卒中後遺症
関節の痛み
うつ
ストレス
自律神経失調症
顔面神経麻痺
片麻痺
パーキンソン病
多系統萎縮症
脊椎小脳変性症
めまい
不眠
難聴・突発性難聴
メニエール病
腰痛
脊柱管狭窄症
腰椎椎間板ヘルニア
膝関節痛
肩関節痛
股関節痛
顔面神経麻痺
ベル麻痺
顔面痙攣
リウマチ
シェーグレン症候群
膠原病
当院院長は長野式の認定を受けている鍼灸師です
長野式は習得が難しいため、研究会が認定制度を設けています。
長野式は広く普及している鍼灸療法の一つですが、上位クラスの認定を受けるには数多くの研鑽と症例を経験する必要があります。
当院院長の横山は数少ない長野式の認定治療師となっています。
長野式の高品質な施術をご希望の方は是非、当院までご相談ください。
世界に広がる長野式
長野式はその効果から、発表された書籍は英訳され世界にも広がりを見せている鍼灸治療法です。即効性と再現性が特徴であることから、施術を受けた患者さんからの評価が高く、治療している身としてもありがたい治療法です。
長野式もまた習得が難しく、研究会認定治療師になることができるセラピストはほんの一握りです。
これからもまた、長野式は世界に広がっていくことと思います。
そんな中、私にできることは目の前の患者さん一人一人のお悩みを長野式で改善し、技術の素晴らしさを伝えていくことだと思っています。
認定治療師の一人として、一人で悩んでいるあなたの”こころ”に響く鍼を届けてまいります。
宮城県内でお困りの方は、まずは仙台市泉区のアスター治療院までご相談ください。