入学 入社 進級 4月には新生活を送る方が多いですよね。
人によっては引っ越しをして、住まいまで新しい環境に身を置く方もいる事と思います。
ワクワクしていたりドキドキする方もいる事でしょう。
また、新生活になって体調を崩す方も中にはいるのではないでしょうか?
さてこのワクワク、ドキドキ、新生活について自律神経から見てみましょう。
まずは自律神経について
自律神経とは文字通り自律(自分で律している)神経で、一部呼吸など以外は基本的に神経系がその環境に適応するように意思とは別にセレクトしています。
また、自律神経は交感神経と副交感神経の2種類あるとされています。
交感神経(アクセル)は、戦ったり逃げる時にのモードです。
生活においては、走ったり動いたり、人前で発表したりできるのもこの交感神経のおかげです。
一方で副交感神経(ブレーキ)は、休息したりリラックスしたり、消化を助けたりなどするモードです。
自律神経は気温や気圧、湿度、気持ちなど環境を今までの経験を基に適応するようにバランスをとっています。
寒い時に急に熱いお風呂に入ると鳥肌立つのも、寒い時にブルブルするのも、怒られないかドキドキするのも、自律神経が勝手にモードを選んでくれているんです。
さて、4月の環境を、私なりに自律神経系の角度から解釈すると、冬、副交感神経優位の環境から、気温が高く天気も良い日が増え、交感神経優位な状況になりつつ、新生活が始まると神経系としてはより交感神経系の濃度は高くなりやすくなります。(もちろん同じ環境においても神経系の捉え方が人それぞれである)
交感神経優位な時間が一時的だと良いのですが、どうしても神経系が環境に慣れるまでは、交感神経の興奮時間が長くなると身体は休んでいるつもりでも神経系の興奮が昂っていると、眠れなかったり、食欲がなかったりなどします。
そこに眠れないなど焦りが起きると(焦る事は当然ですが)より交感神経が優位にシフトします。
鍼灸ではその神経系の興奮を抑える事は可能ですが、自分でどうにかならないのか?と言う方に対して、おすすめの方法をいくつか提案いたします。
- スマホなど電子機器を寝る前に使用しない。
- 音楽。
- 散歩。
- ぬるま湯の風呂に入る。
- お笑いを見る。
- ペットを飼っている方は、戯れ合う。
- コツはご自分が気づいたらホッとしていたと言う時間や軽い運動をする。
- 最後に就寝時に口テープを貼る。
という事です。最後の口テープは最近CMでもみますが、侮るなかれ実は自律神経の抑制にも大きく影響します。その中身は今後お伝えします。乞うご期待。春の自律神経の乱れているとお悩みの方は仙台のアスター治療院へ。
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